2017年の鳥見を振り返る

2017年の鳥見を振り返る

今年も残り僅かとなりましたので、2017年の鳥見のハイライトを振り返ってみたいと思います。

渡良瀬のチフチャフ
今までは珍鳥の追っかけはあまりしてこなかったのですが、できる範囲で行ってみることにしました。MFだけではライファーが頭打ちになってきたこともありますが、見たことのない鳥を見るという体験は純粋に感動的です。

つくばみらい市のアネハヅル
涸沼での記録についてたびたび伺い非常に憧れていたアネハヅル。出現情報を頂いて飛んでいきました。

筑波山頂のハギマシコ
いつも振られていたハギマシコたち。ようやくタイミングが合って見られました。うっとりする美しさです。

涸沼のカオグロアメリカムシクイ
今年一番のニュースの鳥といえば本種です。本邦初観察ということで、涸沼にたくさんの方が集まり、色々な方にお会いできて別の意味で楽しかったです。素早いしヨシ原に隠れているし小さいしで撮影難易度がMAXでしたね。

台湾でヤイロチョウ
海外遠征シリーズで台湾に赴きました。食事も美味しく衛生的な台湾。色とりどりの鳥や日本では珍しい鳥が近距離で見られるすばらしいところでした。

ヤブサメを初撮り
小さくて素早いミソサザイとヤブサメはいつも撮影の課題で、特にミソサザイと違って目立つところでさえずることが少ないヤブサメの難易度に苦しんでいました。しかし、晩夏のある時ふらりと行った公園で、ちょろちょろと斜面を移動するヤブサメを発見。嬉しい瞬間でした。

大洗苫小牧航路・初挑戦(オオトウゾクカモメ)
今年は八丈島航路、三宅島航路、飛島航路も含め、航路元年といえる年でした。特に、地元から出発できる大洗苫小牧航路に挑戦できてよかったです。天候や運による部分が大きい航路の探鳥ですが、これからも挑戦を続けたいと思います。

ワイゲオ島で極楽鳥ウォッチング
海外遠征シリーズ2017第二弾はインドネシアの西パプア、ワイゲオ島というそれまで聞いたこともない場所。極楽鳥見たさに世界の果て(?)まで行ってみました。

念願のイスカ
何年も見てみたいと思いながら出会いが叶わなかったイスカ。今年ついに見ることができました。観察できる日が来ることなんてあるのだろうかと思っていても、何年か継続しているとチャンスが来るんですね。

予想外の出会い、アオシギ
ある日、目の前の湿地から音もなく突然タシギのようなジシギが飛び出し、そのまま人の立ち入れない場所へ飛んでいってしまいました。とりあえず撮影はしたもののすぐに判断がつかず、ずいぶん白っぽく見えたけどヤマシギ?タシギ?ともやもやしながら自宅で写真をよく見たところ、想像だにしなかったライファーのアオシギでした。

ライファーのウズラ
今年も多くの方々に導かれ、気がついたら30種もの国内ライファーを増やすことができました。
また、本年もつたないブログをご覧いただき、有難うございました。
くる年が皆様にとって幸多き一年でありますようにお祈り致します。(Yotty)