粟島を訪れて(4)初見のアカマシコ

粟島を訪れて(4)初見のアカマシコ

5/6-8 新潟県の粟島を訪れた際の記録です。

▼5/7 野馬公園でキマユホオジロの群れを見ていた時のことです。
公園のトイレの裏手の高木に目をやると、キマユホオジロが良いところに留まっていました(左)。
それを撮り始めたところ、右手になにか来ました。

▼特徴もよく見えずなんだかわからないのでキマユホオジロを撮り続けていると、「あっ、アカマシコ」という声が聞こえました。しかし、動揺しているあいだに短時間で飛び去ってしまいました。(Common Rosefinch)

▼キマユホオジロにピントを合わせたまま連射した逆光のひどい写真しか撮れませんでしたが、2本の翼帯や縦斑など特徴は撮れたのでOKとするしか。

▼カワラヒワの幼鳥と見間違えられることもしばしばあるという、茶色くて地味なアカマシコのメスですが、なかなか見ることができないレア度の高い鳥です。このあとも内浦の畑の低木を奔放に動き回っていました。

 
 
▼5/8 最終日、朝は牧平に向かいます。鳥崎に渡りをひかえたヒヨドリの大群が。(Brown-eared Bulbul)

▼牧平のT字路でノビタキが愛想を振りまいていました。全体的に、鳥は渡って減ってしまった印象です。(Common Stonechat)

▼内浦に戻って畑を散策。先日から見かけるコムクドリが杉の木で休んでいます。(Chestnut-cheeked Starling)

▼海辺の松林に、今まで見たのとは別のキマユホオジロの群れが登場。(Yellow-browed Bunting)

▼現場では慌てて撮っていてよくわかっていませんでしたが、顔の黒さが強いのはオスです。

▼キビタキの若鳥が現れました。今回は離島でよく見かけるキビタキとオオルリは極端に少なく、オオルリにいたってはゼロでした。