11/17　涸沼でアメリカヒドリを観察しました。

▼午後、涸沼でカモ類を観察しようとしたら、カモの群れの中でもかなり手前の方に輝く白いおでこのアメリカヒドリっぽい鳥が見えました。
かなりアメリカヒドリの特徴が強いと思ったのですが、何が起きてもまったく顔を上げず、嘴の基部が確認できないので困りました。

▼しばらく別の所に行って日が落ち始めた頃また戻ってくると、夜行性のために活発になったカモたちは顔を上げていそいそと動いていました。
すると顔全体が見え、嘴の基部を黒い線がぐるりと囲っているのが見えます。

▼胴体や背中にもヒドリガモの灰色味が全くないことから、純粋なアメリカヒドリで間違いなさそうです。(American Wigeon)

▼３年前にも全く同じ場所で同じ時期(11/21)にアメリカヒドリらしきカモを観察し、当時は交雑か否か確信が持てなかったので、今回しっかり確認できてよかったです。

▼翌朝ふたたび探しに行ったのですが見つからず。涸沼のカモ類は、涸沼が広大なことと隠れ場所が少ないことが関係してか、同じ場所にいないことが多いので、再会できるかどうかは運次第というところです。あるいはどこかに行く途中だったのかもしれません。