ゴムボートや炎天下の彷徨など苦労がともなったこともあり、今回の旅で一番印象に残ったインドスナバシリ Indian Courser

ネパールの野鳥 Birds in Nepal (4)

11月のネパールの野鳥シリーズです。

▼コシ川がたびたび氾濫してできた平野(氾濫原)にあるコシタップ野生生物保護区(Koshi tappu wildlife reserve)は、太い河川の周囲に広大な河原と草地が広がっています。
目的の鳥がいる場所に向かうため、車と徒歩でゴムボート乗り場へ。歩く間にもミフウズラ、キツネ、ナベコウ、ヒバリ類などがひっきりなしに登場します。

河原に何羽もいた胸と目張りが真っ黒なハイガシラスズメヒバリ Ashy-crowned Sparrow-Lark

▼ゴムボートはラフティング用のしっかりしたもので撮影もできるくらい安定していました。2時間以上乗っていたので、大河の真ん中で直射日光に晒されているのがちょっときつかったくらいです。

▼いくつかのポイントを経て、目的の鳥が期待できる場所に上陸しました。
その鳥は、草地に放牧された牛たちの糞に集まる昆虫類を好むと言います。
たしかに牛はいる…糞もいい感じに転がっている…しかし、いくら歩けども歩けどもいない!!

▼炎天下で遮るものもなく、乾燥した果てしない大地の上で、体力がどんどん削られていきます。
希少な生き物を探すような番組でこういう過酷なシーンを見ることがありますが、まさか自分が実際に体験することになろうとは。

ガイドさんいわく、目的の鳥と仲良しだというキトサカゲリ Yellow-wattled Lapwing

▼その時、ガイドさんがはるか遠くになにかを発見!
目的の鳥、インドスナバシリです。

赤みを帯びた胸と黒い過眼線、後ろ頭まで続く白い眉斑が上品で美しいインドスナバシリ Indian Courser

▼低木に身を隠しながら徐々に距離を詰め、探し求めたその姿をカメラに収めることができました。

過酷なフィールドに生きる神秘的な鳥 インドスナバシリ Indian Courser

▼さすがに熱中症ぎみになりましたが、見たい鳥が見られて疲れも吹っ飛びます。
さらに、帰りのゴムボートでもナベコウの群れを見たりオオズグロカモメに遭遇したり、嬉しい出来事が続きました。

帰りのゴムボートの上空を旋回するナベコウ Black Stork

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